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乞食のばかぢから

旅が好き。冒険が好き。そしてドケチです。

横浜〜鹿児島ヒッチハイク!【3日目】

友人と2人で挑戦した横浜〜鹿児島ヒッチハイク旅の記録です。

今回は3日目を振り返りたいと思います。鹿児島、桜島SAからのスタートです。前日のヒッチハイクで2日目にして早くも鹿児島入りした僕らは、桜島SAで夜を明かしました。

西郷どんは鹿児島だと南州どんっていうんだって

朝の7時過ぎに目覚めた僕らはとりあえず朝ごはんを食べることに。メニューは豪勢に!…友人が持参していたパンの耳と無料のお茶です。その後、地図を広げながら最終目的地である鹿児島指宿温泉までのルートを確認し、ひとまず鹿児島市内」を目指すことにしました。

フードコートでボードに目的地と西郷どんの似顔絵を描きながらグダグダしていると、僕らを哀れに思ったSAで働く食堂のおばちゃんが大学芋をご馳走してくれました。

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作りたてのホクホク大学芋は本当に美味しかったなあ。せっかくなので一緒に記念撮影。笑顔が素敵なおばちゃんお姉さまの優しさに感謝し、ヒッチハイク再開です。

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鹿児島市内」のボードともう一枚「指宿温泉」と書いたボードも用意し、8時半頃からヒッチハイクを再開。

鹿児島の人は皆温かく、トラックの運ちゃんやオーバー70の夫婦などが次々に声をかけてくれます。そんな反応があったおかげで、僕らのモチベーションは最高。そしてヒッチハイクを開始して30分が経った頃、一人のおじ様が声をかけてくれました。

おじ様「指宿温泉行きたいのか?」

僕ら「はい!神奈川からヒッチハイクをしてて、ゴールが指宿温泉なんです!」

おじ様「桜島SAから指宿温泉行く人はそんないないんじゃないかなあ…。鹿児島市内までで良いなら、乗りな。ついておいで。」

優しいおじ様との出会いに感謝です!ちなみに指宿温泉は鹿児島県の中でも南端近くにあり、鹿児島市内から1〜2時間かかります。鹿児島市内の産業道路なら指宿温泉に向かう人も多いだろうということで、お言葉に甘えて鹿児島市内まで乗せて頂くことになりました。

某有名メーカーで働いているおじ様ですが、仕事をサボって鹿児島市内に映画を観に行くところだったそうです。笑

市内の産業道路近くに向かう道中はまるでプチ観光ツアー桜島に関する鹿児島県民あるあるや西郷どんに関する観光名所、鹿児島市がイタリアのナポリ姉妹都市であることなど、沢山の豆知識を教えて貰いました。

結局映画の上映時刻ギリギリまで僕らを案内して下さいました。本当にありがとうございます!

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南国とおばあちゃんといつものアレ

おじ様とお別れしたのは9時半。調子が良ければ、昼過ぎには指宿温泉に着けそうです。…それにしても、鹿児島暑すぎ。11月の下旬だというのに気温24度です。笑

産業道路沿いに行くまで30分ほど市内を歩きましたが、ヤシの木めっちゃ植えてあるし、天気めっちゃ良いし、空もめっちゃ広いし。その強烈な南国感に、今自分は鹿児島にいるんだとようやく実感しました(^^;

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産業道路に向かう途中、試しに適当なコンビニの前でヒッチハイクをやってみたりもしましたが、地元の人しか使わない道だったらしく20分ほどで断念。心配して声をかけてくれたおばあちゃんにローカル線の存在を教えて貰ったので、とりあえずプチ観光も兼ねて涙橋電停を見てみることにしました。

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(顔を除けば)とっても良い雰囲気のローカル線の電停風景。路線図を調べると、どうやら少し指宿方面に進んだ産業道路近くまで行けそうです。…当然乗ります。

結局終点まで乗り続け、着いたのは谷山駅日本最南端の電停だそうで、さすがにこれ以降はヒッチハイクに成功するしかありませんね(^^;;

モテ期到来

とりあえず産業道路まで出て、ヒッチハイク再開。さすが車社会と言わんばかりの交通量で期待値が上がります。

が、走行スピードも凄まじく、僕らに気づきてくれる雰囲気はあるものの止まってくれる車は出てきません。手当たり次第にアピールをしていたため、無意識のうちにトロール中の警官にまでボードを振ってました。笑

結局1時間ほど振られ続けましたが、そんな僕らを見かけた地元の方が声をかけてくれ、車がスピードを落として止まりやすい場所を教えてくれました。 そこで素直に教えてくれた場所でヒッチハイクを再開すると、5分ほどで一台の乗用車が止まってくれました。地元のことは、地元の人に従うのが一番です。笑

止まってくれたのは、東京から遊びにきたという美人OL二人組。

美人OL「指宿温泉ってどこ?私たち喜入(きいれ)まで行くんだけど、、、」

僕ら「このまま産業道路をまっすぐ進めば着くと思います!」

美人OL「私たち途中で曲がっちゃうけど、そこまでで良いかな??」

僕ら「はい!ありがとうございます!」

ああ、もう好きになっても良いですかね。本当によくもこんな小汚い男達を拾ってくれたものです。笑

車中ではこれまで乗せてもらってきた人達の話や、美人OLさん達の旅行話で盛り上がりました。なんでも二人とも歴史好きらしく、喜入にある旧日本軍の特攻隊基地を見に行くところなのだそう。

そんな話をしていたら、あっという間に分岐点。記念撮影をしてお別れです。「化粧直せば良かった〜!」というお二人ですが、十分お綺麗ですからご心配なく!

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美人さん達とお別れしたのもつかの間、ヒッチハイク再開30秒でまたもや女性二人組が停車。モテ期きました。笑

女性「ヒッチハイクやってるんですか!?乗っちゃって良いですよ!」

僕ら「はい!指宿温泉目指してます!本当良いんですか?」

女性「いやもう、『ヒッチハイクしてる!指宿だって!乗せるっしょ!』って感じになったんで全然良いっすよ!」

なんか若い!ノリが若いよ!とツッコミたくなるくらい元気な女性二人組でしたが、まさかの同い年でした(^^;;

二人はちょうど指宿温泉までランニングをしにいくところだったそうで、即断で目的地の指宿温泉まで乗せてくれることに。そのバイタリティを見習いたいです。車中は鹿児島県民のあるある話を教えて貰ったりしてましたが、宮崎県を見下す傾向が強いことだけは分かりました。笑

そしてついに、ついに、 指宿温泉到着!名物の砂風呂まで案内して貰ってありがとうございました!

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指宿温泉に到着したのは、11月22日の午後13時半頃。20日の深夜にスタートした時は「正直九州に上陸できればいい方かな?」と思っていた程なので、3日目の午後一番でのゴールは自分達でもビックリです。笑

まったり、ゆったり、のんびり。

そして念願の砂風呂。僕らが利用した砂むし会館「砂楽」さんは海辺にあり、波の音を聞きながらあったかい砂風呂に入れるとても気持ちいいお風呂です。砂風呂に入りながらここまで出会った方々との思い出を順番に思い出していましたが、ブログでは書ききれないくらいの思い出が浮かんできます。本当に指宿までこれて良かったなあ…。

ちなみにせっかく目的の指宿温泉を堪能出来たのにも関わらず写真は撮り忘れましたので、雰囲気はこちらでご確認下さい。笑

たっぷり砂風呂を楽しんだ後は、ヒッチハイク3日目にして初めての宿へ。「砂楽」さんのお向かいにある民宿「良」さんに宿泊することにしました。部屋の窓からは海が見渡せますし、安くておススメの民宿です。

部屋に荷物を置いてひと段落して、僕らはある事実に気付きます。…あれ、やる事ないじゃん。

当初僕らのイメージでは、スケジュール的にギリギリの段階で指宿温泉に到着するつもりでした。24日には鹿児島市内にいなければならず、一泊できたら万々歳くらいの心持だったので砂風呂のことしか指宿についての知識はなかったのです。が、民宿で改めて日程を確認すると11月22日の15時過ぎ丸1日以上暇になりました。笑

とりあえず宿に居るだけというのは時間も勿体無いので、JR指宿駅周辺をぶらぶらお散歩することに。美味しそうなラーメン屋があったのですが、営業開始までは数時間あるということでひとまず断念。のどか過ぎる指宿の街並みを飽きるほど感じつつ、たまにすれ違う小学生と元気に挨拶を交わしたり、おしゃれなパン屋さんを物色したり、宿に戻ってひたすら寝たり(ほぼこれ)して時間を潰しました。

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そして午後21時過ぎになってようやく、ラーメン屋に再訪。僕らが注文したのはご当地ラーメンだという勝武士(かつぶし)ラーメンと黒豚ラーメン。やっぱりSAのそれとは違ってちゃんと美味しかったですよ!笑

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ラーメンをたいらげた後は、指宿駅前にある無料の足湯でまったり。制服を着た地元の女子高生らしき数人組が僕らと反対側でおしゃべりをしている姿に、「自分にもこんなグダグダ時間を過ごした青春時代もあったなあ」と少しばかりノスタルジックな気持ちになりました。

僕「よし、そろそろ宿戻ろっか」

友人「まだここに居よう(キッパリ)」

僕「なんかあるのか?」

友人「いや、もうちょい方言聞いてたい。」

忘れてましたが、僕の友人は大の方言好きでした。笑

「このド変態め!」と思ったか思わなかったかはさておき、女子高生が解散するまで彼女達に声をかけることもせずただただにんまりとしている友人に付き合い、宿に戻ったのは夜の23時過ぎ

辺りはすでに真っ暗でしたが、その分夜空には都会では絶対に見る事のできないほど沢山の星が見えていました。せっかくなので海辺の防波堤まで出て男二人で天体観測。雰囲気は非ロマンチックでしたが、オリオン座を特定するのが難しいほど沢山の星が散りばめられた星空は人生で一番美しかったです。

宿に戻ってからは、姫路まで乗せてくれた関西人に貰ったビールを友人と分け合い晩酌。翌日は特にすることもないので、歴史好き美人OLさんの言っていた「喜入」にまたもやヒッチハイクで行くことを決めました。そして「明日の朝は海辺で日の出を拝もう」と約束し、僕らは睡魔に屈服。3日目がようやく終わりました。

 

横浜~鹿児島ヒッチハイク!~3日目まとめ~

乗った車の数:3台

乗った電車の数:1台

移動距離:桜島SA→指宿温泉 約70㎞(横浜→鹿児島指宿温泉 約1400㎞)